アクセンチュアは12月21日、ファーストリテイリングのグローバルIT基盤の構築支援を行ったと発表した。
同社が構築支援を行ったとされるのは、クラウド(「Force.com」)を活用した業務システム(メールや社内ポータル、経費精算、電子申請など)と、ESB(エンタープライズ・サービス・バス)上に実装した既存システムと外部システムとの連携基盤、24時間365日稼働を実現する業務基幹システム「Oracle E-Business Suite」。
このファーストリテイリングにおけるIT基盤構築作業は、経営管理の高度化を図ることを目的とした「G1プロジェクト」と呼ばれ、アクセンチュアは2009年4月から要件定義活動を開始。2010年9月から4ヵ国の拠点で新システムの同時稼働を実現した。
ファーストリテイリングは今後、同プロジェクトの実績をもとに商品管理やデータウェアハウス、販売・サービス領域、生産・物流管理分野におけるIT基盤構築をアクセンチュアと共同で進める予定。
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