Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed. |
Chrome開発版がChrome 10系へアップグレードされた。採用されているWebKitのバージョンが534.15へアップグレードされている。最初の発表ではJavaScriptエンジンV8のバージョンが3.0.2.1へアップグレードしたという説明があったが、その表記は後に削除されている。
Chrome 10は新しく開発されたJavaScriptエンジンV8ブースト機能「Crankshaft」の導入や、クラウド印刷機能の発展、各種機能やプラグインのサンドボックス化などが進められることになるとみられる。10系が安定版になるのは2011年3月中旬以降になる見通し。
GoogleはChromeを安定版、ベータ版、開発版、Canary版の4つのチャンネルで展開している。通常、安定版、ベータ版、開発版でそれぞれメジャーバージョンが異なる。最新機能は開発版とCanary版で最初に登場し、重要な機能はベータ版へバックマージが実施される。開発版とCanary版に大きな違いはない。Canary版の方がバージョンアップとビルドの頻度が多い。