Online backup, file sync and sharing made easy.

Dropboxは16日(米国時間)、Dropboxの初のメジャーリリースとなるDropbox 1.0 "Rainbow Shell"を公開した。Dropboxは最初のベータ版が登場してから2年以上もの間、ファイル同期サービスでもっとも重要なことは確実に機能することであるとし、ベータ版として開発を継続してきた。今回、数千時間に渡って実施された数々の改善やバグ修正がリリースに足る品質に到達したとし、1.0のリリースを実施している。

Dropbox 1.0は新機能も導入している。Dropbox 1.0における主な注目点は次のとおり。

  • 高いパフォーマンスと必要リソース削減の実現。数百万ファイルの同期といった処理も高速に現実的に処理できるように改善されている。高速なレスポンスタイム、高いスケーラビリティ、リソース消費量の削減を実現するために、クライアントサイド同期エンジンのアーキテクチャ再構築が実施されている。
  • より手軽にはじめられるようにインストールウィザードの改善と設定UI、基本UIの改善。
  • Selective Sync機能の導入。特定の対象をほかのデバイスからの同期対象からはずすことが可能。
  • 拡張属性のサポート
  • 何百ものバグ修正。

Dropboxは人気の高いクラウドファイル同期サービス。無償アカウントは2GBまで利用でき、それ以上は有償サービスへアップグレードが必要。 Windows、Mac OS X、Linux、iPad、iPhone、Androidなど各種プラットフォームでファイルを同期できる。特定のフォルダ以下が自動的に同期対象になるサービスで、その手軽さと便利さから多くのユーザを獲得している。