富士通は12月16日、グループ全体のCSR(企業の社会的責任)基本方針を制定したことを発表した。
今回発表された基本方針は、大きく「1. 企業活動を通じた社会的課題の解決」と「2. CSR活動の基盤強化」「3. ステークホルダーとの対話と協力」の 3つの項目に分類され、その中で以下のような5つの重要課題が設定されている。
- 重要課題1: ICTによる機会と安心の提供
世界の70億人をICTがつなぎ・支える社会の実現に貢献し、人々に夢のある機会と安心を提供する。
- 重要課題2: 地球環境保全への対応
ICTによりグローバルな環境課題の解決に貢献するとともに、自らの環境負荷を低減する。
- 重要課題3: 多様性の受容
企業と個人が共に成長できるよう、国籍、性別、年齢、障がいの有無、価値観に関わらず、多様な人材を受け入れ活かす。
- 重要課題4: 地球と社会に貢献する人材の育成
グローバルな視点にたち、他に先駆けて社会の発展に貢献する高い志を持った人材を育てる。
- 重要課題5: ステークホルダーとの対話と協力
良き企業市民として、ステークホルダーの多様な期待と要請を理解して企業活動を実施する。
同社はこの基本方針のもと、今後CSR活動を世界規模で強化するという。