リコーは、従来機に比べ消費電力を低減し、スリープモードからの復帰時間短縮を図ったA3対応のデジタルフルカラー複合機の新製品「imagio MP C2201シリーズ」2モデルを発表した。2011年1月12日から発売される。
スキャナとプリンタ機能を備えた「imagio MP C2201 SP」が1,020,000円(税別)、スキャナとプリンタ機能に加えFAX機能を搭載した「imagio MP C2201 SPF」が1,400,000円(税別)。連続コピー・プリント速度は、いずれも毎分22枚(A4ヨコ)となっている。
新製品は、すばやい立ち上げを可能にする新カラーQSU技術と、低温定着を可能にする新開発の重合トナー(ブラック)の採用により、消費電力を低減したという。imagio MP C2201 SPの標準消費電力量(TEC値)は1.07kWhで、従来機の「imagio MP C2200 SP」に比べ、約59%削減しているという。
また、スリープモード時からの復帰時間も、従来機の「imagio MP C2200シリーズ」の27秒から10秒へと短縮されている。そのほか、USBメモリーやSDカードのデータを直接印刷できる「メディアプリント機能」も搭載する。
いずれも、コピー解像度は600×600dpi、プリンタ解像度は600×600dpiと1,200×1,200dpi、給紙は標準が250枚×2段+100枚(手差し)、インタフェースが10BASE-T/100BASE-TX(オプションで1000BASE-T、パラレル、無線LAN、Bluetoothに対応)とUSB 2.0。外形寸法/重量は、imagio MP C2201 SPがW587×D676×H725mm/85kg以下、imagio MP C2201 SPFがW587×D676×H845mm/100kg以下。