日立コンシューマエレクトロニクスは、業務用液晶プロジェクタ全9機種を2011年1月12日より発売すると発表した。発売されるのは、ホール/大会議室モデル2機種、教室/中・小会議室モデル3機種、モバイル向け4機種。
ホール/大会議室モデルおよび教室/中・小会議室モデル
「CP-WX4021NJ」、「CP-X4021NJ」の2機種は、大会議室やホールなどの広い空間での大画面投写に適したモデルで、いずれも明るさが4,000ルーメン、上下/左右レンズシフトや1.7倍ズームを搭載している。価格は、1,280×800ドット対応のCP-WX4021NJが575,400円、1,024×768ドット対応のCP-X4021NJが564,900円。以下共通で、主な入力インタフェースは、D-Sub、BNC、HDMI、RCA×2、S-ビデオ、LAN、USB×2、ステレオミニ×2、マイク。外形寸法/重量は、W401×H103×D318mm/約4.6kg。
「CP-WX3011NJ」、「CP-X3011NJ」、「CP-X2511NJ」の3機種は学校教室や中・小会議室での使用に適したモデルで、CP-WX3011NJが明るさ3,000ルーメンで1,280×800ドット対応、CP-X3011NJが明るさ3,200ルーメンで1,024×768ドット対応、CP-X2511NJは、明るさ2,700ルーメンで1,024×768ドット対応。価格はいずれもオープン。以下共通で、主な入力インタフェースは、D-Sub、HDMI、RCA×2、S-ビデオ、LAN、USB×2、ステレオミニ×2、マイク。外形寸法/重量は、W317×H98×D288mm/約3.6kg。
これら5機種は、16Wスピーカーを搭載し、パソコンとプロジェクタをUSBケーブル1本で接続できる「USBディスプレイ」や、パソコンなしでもプレゼンテーションを行える「PCレスプレゼンテーション」、有線LANに接続して複数台のプロジェクタの一括管理・操作やネットワーク経由で投写ができる「ネットワーク機能」などを搭載している。
モバイルモデル
モバイルモデルとしては、明るさ3,200ルーメンで1,024×768ドット対応の「CPX9J」、明るさ2,600ルーメンで1,280×800ドット対応の「CPWX8J」、明るさ2,700ルーメンで1,024×768ドット対応の「CPX8J」、明るさ2,200ルーメンで1,024×768ドット対応の「CP-RX82J」の4機種がラインナップ。いずれも価格はオープンで、A4ファイルサイズ(W306×H77×D221mm)・約2.2kgの小型軽量設計で、モバイル用途に適したモデル。本体天面にはワンタッチで一時的に映像を消すことができる「ブランクボタン」を用意されている。主な入力インタフェースは、D-Sub、HDMI、RCA、S-ビデオ、ステレオミニ×2。1Wのスピーカーを内蔵する。