Chitika Researchが2011年12月におけるインターネット全体のトラフィックに占めるiPadのトラフィックが2.322%に到達するだろうという推測を発表した。同社の計測によればiPadは販売以来、インターネットトラフィックにおける割合を増やし続けており、2010年12月の段階で0.83%のトラフィックを確保している。このままの成長率で伸び続ければ、1年後には2.322%のトラフィックシェアに到達するという。なお、現段階ですでにLinuxのトラフィックを超えていると説明がある。
iPadのシェアが急増していることはほかの調査会社の報告にも現れている。Net Applicationsの報告によれば、iPadやiPhoneに搭載されているiOSの2010年11月におけるシェアは1.36%。iPadだけに限定すると0.39%となっている。登場以来、かなり早いペースでシェアを増やしている計算になる。
2011年には世界的に見てもPCからインターネットを利用するよりも、スマートフォンなどのモバイルデバイスなどからのアクセスの方が多くなると予測されている。iPadを筆頭にタブレットデバイスも多数登場すると見られており、マルチプラットフォームでのインターネット利用がさらに進むことになるとみられる。