雑誌『+DESIGNING』、雑誌『Web Designing』、『マイコミジャーナル』の3媒体が、様々なジャンルのクリエイターたちを100人連続で紹介していく人気企画。第90回は、映画監督の柴田一成が登場。
柴田一成プロフィール
1967年東京生まれ。ジェネオン・ユニバーサルの制作プロデューサーとしてこれまでに『渋谷怪談』、『笑う大天使』、『魍魎の匣』、『携帯彼氏』、『アサルトガールズ』などを製作。自身の企画としてキングレコードに持ち込んだ『もうひとりいる』で監督デビュー。その後『リアル鬼ごっこ』、『リアル鬼ごっこ2』を監督。現在は『携帯彼氏』の続編『携帯彼女』と往年の大ヒットコミックを映像化した『ブラック・エンジェルズ』をプロデュース中。
Q&A
――この仕事に就こうと思った年齢ときっかけは?
柴田一成(以下、柴田)「小さい頃からハリウッド映画が好きで、漠然とその世界に憧れていましたが、大学に入った頃には『将来映画監督になる』って周りに言ってました」
――これまでで一番思い入れのある仕事は?その理由や思い出を教えてください。
柴田「やっぱり『リアル鬼ごっこ』を監督したことですね。会社員でありながら監督までするというのは勇気が要りました。結果的にスマッシュヒットとなってパッケージビジネスでも成功し、その後の自分にとっても好材料となっています」
――この仕事を辞めようと思ったことはありますか?また、そのきっかけは何ですか?
柴田「幸運なことにまだありません」
――これから取り組んでみたいこと、関わってみたい仕事は何ですか?
柴田「プロデュース業も継続しながら、自分の監督作品を考えることです。また、韓国のVFX会社と組んでみたいですね」
――愛用している、思い入れのある道具や本、ものを教えてください。
柴田「道具や本ではありませんが、『ジョーズ』は一番思い入れのある映画です。話題性、演出、演技、音楽、編集すべてがお手本ですね」
――尊敬している人を教えてください。
柴田「ジェームズ・キャメロン。あれだけワンマンで金を湯水のように使っていながら、ちゃんと勝っているところが凄い」
――アイデアを練る場所、時間などを教えてください。
柴田「仕事の合間や就業後の喫茶店、ファミリーレストラン。主に深夜」
――1カ月で仕事をしない日は何日ありますか?
柴田「会社としては普通に土日は休んでいます。が、常に企画を考えたり脚本を書いたりしているので、その意味では休みなし」
――理想的なオフの過ごし方は?
柴田「温泉に行く」
――趣味やコレクションなど、いま、個人的にハマっていることを教えてください。
柴田「いまさらながらベビースターラーメン」
――お酒を飲みますか?週何日、どのくらいの量を飲みますか?
柴田「仕事上、飲みの席は多くありますが、自分はほとんど飲めません」
――同業でよく飲みにいく、食事をする人は誰ですか?
柴田「プロデューサー仲間。社内の同僚」