日本経済新聞社は12月10日、「日本経済新聞 電子版」(Web刊)の有料会員数が同日付で10万人を突破したと発表した。

同社は、「創刊から8ヵ月余りで米欧の有力紙の有料サイトに近づく水準に達した」としているが、その要因として、「日本でも読者ニーズが高まり、電子版が本格的な普及期を迎えた」という見解を示している。

有料会員の属性は役員や部長クラスが約4割で、iPhoneなどへの対応により20~30代の読者層も増加しているという。

なお同社は同日よりシャープの端末「GALAPAGOS」向けにも記事配信を開始している。