大日本印刷は、シャープ製メディアタブレット「GALAPAGOS」に同社のオリジナル書体である秀英体より、「秀英横太明朝 M」と「秀英角ゴシック L」が採用されたと発表した。
秀英体は、DNPが明治時代から開発を続けているオリジナル書体で、築地体とともに明朝活字の二大潮流と言われた書体。
このたび、秀英体の「秀英横太明朝 M」と「秀英角ゴシック L」が、シャープ製メディアタブレット「GALAPAGOS(ガラパゴス)」(型番:EB-W51GJ、EB-WX1GJ)に採用されたと発表した。
秀英横太明朝は、明朝体の優美な風合いを保ちつつ、表示環境でもはっきり見えるように漢字の横線を強めた書体。また秀英角ゴシックは、表示画面での視認性を重視してゴシック体らしい明るさを持たせた新書体。
現在、上記書体以外にもディスプレイ表示用フォントとして「秀英丸ゴシック体」を開発しており、今後はラインナップの充実を図った秀英体を多様な表示デバイスへライセンス提供していくとのこと。