モリサワは、カラー・モノクロ共に毎分71ページ出力(A4ヨコ)のデジタル印刷システム「RISAPRESS Color700」、「RISAPRESS Color700P」と毎分60ページ出力(A4ヨコ)の「RISAPRESS Color600」の販売を開始する。
RISAPRESS Color700、RISAPRESS Color700Pは、「RISAPRESS Color6510」の後継機で、商業印刷から企業内印刷まで幅広い分野のプロダクションプリントをターゲットにしたデジタル印刷システム。また、RISAPRESS Color600は、主に商業印刷におけるプルーフ出力、少ロット対応をターゲットにしており、フルカラーオンデマンド印刷機のエントリーモデルとしてリリースされる。
3機種ともに主な特徴としては、1,200dpiの高解像度による処理が可能で、文字品質や画像部分のハーフトーンなど、出力データの細かな表現を忠実に再現。IDC濃度センサーを搭載し、リアルタイムでのカラー濃度調整を行うことによって、連続出力時における安定した色再現を達成し、高画質連続出力を実現する。
また、出力解像度1200dpi×8bitを維持しつつ高速でデータ処理をおよび転送を行うことができ、生産時のトータルコスト削減に寄与する。
なお、RISAPRESS Color700とRISAPRESS Color700Pのフィニッシャーは「ワンパス完結」のコンセプトのもと、これまでの多彩な給紙・排紙オプションを継承し、さまざまな製本・後加工に対応でき、ユーザニーズに合致したシステム構築が可能となっている。