千葉県 幕張メッセにて開催された映像・放送業界向けの展示会「Inter BEE 2010」。この出展アイテムのなかから、一眼レフカメラに直接装着するシネレンズ「コンパクトプライム」を紹介する。

一眼レフカメラに直接装着するシネレンズ「コンパクトプライム」

ナックイメージテクノロジーのブースでは、カールツァイスのシネレンズ「コンパクトプライム」のEFマウント版とFマウント版を展示。従来はカメラ本体のマウント部をPLマウントに改造し、コンパクトプライムを無理やり取り付けていた。しかし新型のレンズはカメラを改造せずに着脱可能なので、スチルも動画撮影も楽しみたいユーザーに適している。マウント部は変わったものの、レンズの堅牢性やコーティングは従来通り。映画業界で使われているレンズをそのまま使えるとあって、問い合わせも増えているそうだ。

ナックイメージテクノロジーでは、コンパクトプライムレンズやARRIのアクセサリーキットを出展

EOS 7Dにコンパクトプライムを取り付けたところ。カメラ本体には一切改造を施していない

このように、レンズのマウントがEFマウントになっている