3日(米国時間)、Dropbox 1.0へ向けた準備リリースDropbox 1.0.0 RCが公開された。最初のベータ版が登場してから実に2年以上をかけて1.0のリリースへ辿り着こうとしている。なお、公開した1.0.0 RCにはバグがあったとし、6日(米国時間)にDropbox 1.0.1 RCが公開されている。
1.0.1 RCにおける注目点は次のとおり。
- Selective Sync機能の導入。共有するものの、ほかのデバイスには同期をかけないといった設定ができるようになった。これはバックアップ目的などほかのデバイスで同期する必要がないデータがある場合に便利な機能。
- 以前のバージョンよりもCPU消費が少なくなるように改善。
- 共有対象のユーザ以外にもファイルを提供できるように非公開URLを生成する機能を追加。
- 各種バグ修正と性能改善。
Dropboxは人気の高いファイル共有サービス。2GBまで無償で利用することができ、それ以上は有償サービス。Windows、Mac OS X、Linux、iPad、iPhoneなど各種プラットフォームでファイルを共有することができる。特定のフォルダ以下が自動的に同期対象になるサービスで、その手軽さと便利さから多くのユーザを獲得している。