アドビ システムズは12月7日(米国時間 12月6日)、Googleの電子書籍サービス「Google eBooks」の電子書籍コンテンツ保護ソリューションとして、同社のデジタル著作権管理(DRM)技術が採用されたことを発表した。

今回Googleが採用したのは「Adobe Content Server 4」。同ソリューションは世界で200社以上もの出版社やコンテンツ配信事業者で導入されているという。

今回の施策は、異なる購入先から入手した電子書籍コンテンツを複数のデバイスやアプリケーションで利用できるようにするもので、たとえば「Google eBooks」の電子書籍販売サービス「Google eBookstore」で購入した電子書籍コンテンツを、「Adobe eBook DRM」に対応する85以上のデバイスやアプリケーションで閲覧するといったことが可能になるとされる。

なお「Google eBookstore」のサービス提供地域は現時点では米国内に限定される。

「Digital Publishing Solution for eBooks」の概要