日立ソリューションズは12月6日、異なるTV会議システム同士の連携を可能にするクラウド型TV会議多地点接続サービスを発表。同日より提供を開始した。

同システムは、RADVISION JapanのTV会議システム「SCOPIA(スコーピア)」をクラウド環境にて提供するもの。TV会議システムや多地点接続装置を自社で購入する必要がなくなるため、安価にTV会議環境を実現できるとされる。

Windows XPとWindows 7(ブラウザ: Internet Explorer 6.0 SP2/7.0/8.0)のPC環境に対応するほか、LifeSize(V4.1以降)とソニー(PCS-G70、PCS-XG80など)、TANDBERG(MXP Series、Edge Series)、Aethra(X5、X7)のTV会議端末に対応する(詳細は要問い合わせ)。

なお、クラウド環境は「ISO27001」の認証を取得済みのデータセンター上で運用されるほか、映像の暗号化'(H.235 AES暗号化)にも対応する。

同サービスでは最大で16ヵ所の映像を同時に表示することが可能となっており、利用料金は月額4万2000円(同時利用1台あたり)で、別途初期費用(10万5000円。価格はいずれも税込)が必要。

クラウド型TV会議多地点接続サービスの画面イメージ