コニカミノルタビジネステクノロジーズは、両面印刷に対応した再生型デジタルモノクロ複合機「bizhub 750RM」と「bizhub 600RM」の2機種を、12月中旬より発売すると発表した。価格はいずれもオープン。なお、標準搬入設置料金として45,000円(税別)が別途必要。
再生型複合機とは、市場から回収された使用済み製品を分解し、必要な部品交換や調整・清掃・組立てを行い、再生した製品。「bizhub 750RM/600RM」では、製品の質量比で85%以上で再生部品を使用している。その結果、CO2排出量を「bizhub 750/600」との比較で「bizhub 750RM」は約41%、「bizhub 600RM」は約58%削減したという。
また、「bizhub 750RM/600RM」は、トナーのワックス成分に植物由来のバイオマス原料を使用し、石油由来資源の使用量を抑制したコニカミノルタ独自開発の重合法トナー「デジタルトナー with Biomass」を使用。重合法トナーは、トナー粒子を化学的に合成するというシンプルな製造工程のため、粉砕法トナーに比較して製造時のエネルギー消費を抑えられるという。
プリント速度(A4ヨコ)は、「bizhub 750RM」は75枚/分、「bizhub 600RM」は60枚/分。以下共通で、対応用紙はA3、解像度は読取りが600×600dpi、書き込みが1,200dpi相当×600dpi。インタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX。給紙容量は、本体トレイ3,850枚+手差し100枚。外形寸法はW650×D791×H1140mm、重量は約222kg。