日本HPは、6~15人程度の中規模ワークグループを対象としたカラーレーザープリンタの新製品として、A3対応機の「HP Color LaserJet Enterprise CP5525dn」(以下、CP5525dn)と、A4対応の複合機「HP Color LaserJet Enterprise CM4540 MFP」(以下、CM4540 MFP)を発表した。いずれも12月下旬出荷開始予定で、価格はCP5525dnが386,400円、CM4540 MFPは596,400円。

「HP Color LaserJet Enterprise CP5525dn」

「HP Color LaserJet Enterprise CM4540 MFP」

「HP Color LaserJet Enterprise CP5525dn」

CP5525dnは、「HP Color LaserJet 5550dn」の後継機種で、プリント速度が5550dnの毎分28枚(A4タテ)から毎分30枚(A4タテ)に高速化されている。給紙容量も、5550dnの600枚(最大2,100枚)から850枚(最大2,350枚)、メモリが160MBから1GBに拡張されている。また、ネットワークは今回からギガビット対応になっている。前面にはUSBポートを備え、PCなしでも直接印刷が可能。自動両面印刷に標準で対応している。解像度は600×600dpi、外形寸法はW544×D586×H465mm。

「HP Color LaserJet Enterprise CM4540 MFP」

CM4540 MFPは、「HP Color LaserJet CM4730 MFP」の後継機種で、プリント速度がCM4730 MFPの毎分30枚(A4タテ)から毎分40枚(A4タテ)に高速化されている。そのほか、メモリが256MBから1,280MBに、内蔵HDDは40GBから120GB(暗号化機能付)に拡張されている。また、ネットワークは今回からギガビット対応になっている。前面にはUSBポートを備え、PCなしでも直接印刷が可能。自動両面印刷に標準で対応している。

OSにWindows CEを採用することにより、スキャン機能が向上しており、プレビュー、高圧縮・暗号化PDF、スキャン to USBメモリ、スキャン to Eメール/フォルダ/ワークフローなどの機能が搭載されている。また、コントロールパネルは、今回からカラータッチスクリーンが採用されている(640×240ドット)。

解像度は600×600dpi、給紙容量は600枚(最大2,100枚)、外形寸法はW544×D586×H465mm。