ヤフーは11月25日、Webアプリケーションを提供する「Yahoo!アプリ」、開発パートナーがWebアプリを告知・販売できる「Yahoo!アプリケーションプラットフォーム」、地域・生活圏の情報を集約して流通を図るための「Yahoo!オープンローカルプラットフォーム」を公開した。
同社のパートナー企業はYahoo!アプリケーションプラットフォームを利用することで、Yahoo!アプリに自社のWebアプリケーションを掲載でき、課金・広告によるマネタイズも可能。現在は特定のパートナー企業しか参加できないが、来春にはYahoo!デベロッパーネットワークなどを通じて、だれでも「Yahoo!アプリ」にウェブアプリケーションを掲載できるようになる予定。
Yahoo!アプリを利用するにはYahoo! JAPAN IDの登録が必要で、「ギャラリー」ページから選択したアプリケーションを「My Yahoo!」などのサービス上で利用できる。現時点で提供されているアプリケーションは、「サンリオ Pretty Deco」「うたスキJOYSOUND for Yahoo!アプリ」など10種類。
Yahoo!オープンローカルプラットフォームの発表とともに、地域・生活圏情報をやり取りできるサービス「YOLPカセットギャラリー」、地域・生活圏情報をWebサイトに実装して活用するための新しいAPI群が公開された。
YOLPカセットギャラリーでは、店舗・イベント・口コミ情報などの地域・生活圏情報をだれでもアップロード/ダウンロードできる。ダウンロードしたデータは、コードをサイトに張るだけで拠点リストや地図・検索窓などのコンテンツをWebサイトに実装可能。
今回追加されたAPIは「ローカルサーチ」と「店舗名寄せ」で、JavaScriptマップについては機能が強化された。