ソフィアシステムズは11月25日、PCのUSBコネクタに接続して論理波形を観察するタイプながら最大サンプリング周波数5GHzを実現したパーソナルタイプのロジックアナライザとデジタル・オシロスコープのデュアル機能を搭載した「LA5G+DSO」を開発し、2011年2月下旬から販売することを発表した。

「LA5G+DSO」の利用イメージ

同製品は、同社が2006年よりリリースしているLAシリーズの最上位機種に位置するもので、PC接続ロジックアナライザながら、サンプリング周波数5GHzに対応する。

また、1台32チャネルのロジックアナライザ本体をデジタル・オシロスコープとしても利用することが可能なほか、パターンジェネレータも標準で搭載している。

512Mビットのメモリを搭載し、グリッチ検出能力は1ns(typ)。ロジックアナライザ時にはUSBバスパワー駆動も可能となっている。

なお価格は24万8000円(税別)だが、ロジック・アナライザ機能のみとし、低価格化を図った「LA5G」も用意しており、こちらは19万8000円(税別)としている。