帝国データバンクとマイクロソフトは11月25日、帝国データバンクが提供する企業情報データベースと、Microsoft Dynamics CRM Online(以下、Dynamics CRM Online)を連携させたクラウド型統合顧客管理サービスの提供に向け協業すると発表した。
新サービスは、Dynamics CRM Onlineから帝国データバンクが蓄積する企業情報を閲覧できるようにするというもの。営業担当者などが新たな企業を訪問した後に、Dynamics CRM Onlineで企業情報を入力すると、帝国データバンクのデータベースからリアルタイムに情報を取得し、取引可否や与信金額、リスク評価などを判断できるようになる。
新サービスは2011年2月に提供を始める予定。帝国データバンクがDynamics CRM Onlineと連携する顧客管理サービスの開発と販売を行い、マイクロソフトは検証環境や技術情報の提供などを支援していく。帝国データバンクでは、初年度に100社導入という目標を掲げている。