ビックカメラは11月24日、一部会員のIDとパスワードが不正使用されたことを受け閉鎖されていた同社のインターネット・ショッピングサイト「ビックカメラドットコム」を同日14:00に再開した。

11月12日にビックカメラドットコムの会員より身に覚えのない商品の購入確認メールが届いたという連絡があり、その結果、13日に一部会員のIDとパスワードが不正にアクセスを受けた形跡が発見された。それらのうち、20件について会員のネットポイントが商品購入に不正使用されたことが確認されている。

同社はデータの不正使用が発覚した後、対策本部を立ち上げて社内調査を実施、11月14日には警察に被害届を提出し、さらに第三者機関に調査を委嘱した。

不正使用の事実が判明した11月13日11時には同サイトの全ポイントの利用が停止され、同日24時にドットコムのサイトを一時閉鎖する措置がとられた。その後、第三者機関の調査によって同サイトの安全性が確認されたとして、24日14時に同サイトが再開された。

サイト再開時の対応として、「アクセスパスワードの変更」、「ドットコムサイトでのポイント利用、会員の登録変更の停止」、「クレジットカード情報の事前登録サービスの停止」がなされる。同サイトご利用時のポイント加算は従来どおり行われる。

2010年11月12日から2010年12月31日までにポイント有効期限を迎える会員は、ポイント有効期限が「2011年1月31日」までに延長される。

不正アクセスに関するお詫びが掲載されているビックカメラドットコム