東京工業大学学術国際情報センター(GSIC)は11月22日、2010年11月1日から運用を開始したスーパーコンピュータ「TSUBAME2.0」が、スパコンの省エネランキング「The Green500 List」において、世界2位となったことを発表した。
「The Green500 List」世界2位の表彰状 |
TSUBAME2.0はすでに気象やバイオ、医療分野などで世界最高水準の性能を達成しているとされており、スパコンの絶対性能ランキング「The Top 500 List」では世界4位にランクされている。
同スパコンはNECや日本ヒューレット・パッカード、NVIDIA、マイクロソフトなどが開発に協力。"日本のスパコン"として「The Green500 List」の上位にランクインしたのは今回が初めて。
「The Green500 List」のトップ10の結果 |
なおTSUBAME2.0は、現在運用中のスパコンとして最高の成績を収めたことに対して贈られるとされる特別賞「Greenest Production Supercomputer in the World」も同時に受賞している。