11月20日より、うらわ美術館にて同館所蔵の「本をめぐるアート」作品に加えて、ブック・オブジェの数々や中堅・若手作家のインスタレーション作品を紹介する「これは本ではない-ブック・アートの広がり」展が開催される。

カン・アイラン「鏡ーユートピアとヘテロトピアの間」2009年
(C)Airan Kang Courtesy of Yumiko Chiba Associates

同展は、「本をめぐるアート」を収集の柱の一つとして活動しており、現在、1,000件の本のコレクションを有するうらわ美術館が、所蔵作品に加えてより広がり深化するブック・オブジェの数々や中堅・若手作家のインスタレーション作品を紹介する。

出品作家は、荒木高子、遠藤利克、柏原えつとむ、河口龍夫、カン・アイラン、長沢明、西村陽平、福本浩子、三島喜美代、村岡三郎、八木一夫、吉増剛造、若林奮、渡辺英司。

また、会期中には関連事業として渡辺英司による「蝶瞰図」の公開製作が行われるほか、ギャラリートークも行われる。詳細はうらわ美術館のWebサイトより。

これは本ではない-ブック・アートの広がり

会場 うらわ美術館 ギャラリーA・B・C・D
会期 2010年11月20日(土)から2011年1月23日(日)
開場 10時から17時、土日のみ20時まで(入場は閉館の30分前まで)
休館 月曜日(2011年1月10日の月曜日は開館)、12月27日から2011年1月4日、1月11日
入場料 一般600円、大高校生400円、小中学生200円