米Amazon Web Services(AWS)は11月15日(現地時間)、「Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)」のメニューに、新たなインスタンス「クラスターGPUインスタンス」を追加した。これにより、従量課金モデルの下、画像処理以外の分野にGPUを利用するGPGPUによる開発・運用を行うことが可能になる。
同インスタンスでは、NVIDIA製GPGPU「Tesla M2050」が2個、インテル製Xeon プロセッサー X5570が2個(合計33.5のEC2 Compute Units)、22GBのメモリ、1.69TBのストレージ、10GbpsのEthernetを提供する。1インスタンスの利用料金は1時間当たり2ドル10セント。
AWSアカウント1つにつき、デフォルトでは8個のクラスターGPUインスタンスを使うことができる。ただし、AWSは「それ以上必要な場合は連絡してほしい」としている。