日立グローバルストレージテクノロジーズ(日立GST)は、企業向けSSDとして、「Ultrastar SSD400S」シリーズを発表した。容量は、400GB、200GB、100GBがあり、6GbpsのSASインタフェースで2.5型の製品と、4Gbpsのファイバーチャネルインタフェース(FCAL)で3.5型の製品で構成される。量産出荷開始は2011年上半期(1～6月)を予定している。

「Ultrastar SSD400S」シリーズ

「Ultrastar SSD400S」シリーズは、日立GSTと米Intelの共同開発による製品。データセンターの性能、容量、耐久性や信頼性などをより高いレベルで実現したいユーザー向けとなっている。企業用途のNANDフラッシュメモリ、独自開発のファームウェアおよび省エネ管理技術を組み合わせ、信頼性、耐久性、性能を向上させている。

400GBのSSDは、35PB(ペタバイト)のデータ量のランダム書き込み動作に対する耐久性を有しているという。6GbpsのSASインタフェースでは、Readで535MB/s、Writeで500MB/sのデータ転送速度、4GbpsのFCALインタフェースでは、Readで390MB/s、Writeで340MB/sのデ ータ転送速度を達成している。

外形寸法/重量は、2.5型がW70.1×D100.6×H15.0mm/187g、3.5型がW101.6×D147.0×H15.25/約227g。消費電力はいずれも動作時5.5W、アイドル時1.7W。