富士通(Fujitsu Nordic)は11月15日、フィンランド第三の都市タンペレ市周辺の8自治体と、ピンカマー病院群との間で、ICTアウトソーシングサービスの提供に関する契約を10月29日に締結したことを発表した。同社は11月から順次サービス提供を開始する。
同社は今回の契約で2万台のPCや約1000台のサーバ、数百種類のアプリケーションを提供するとともに運用・管理サービスを提供する。
同国におけるICTアウトソーシング契約としては最大規模(同社)になるとされる今回の案件では、タンペレ市のICT部門から約100名の人員を富士通側が受け入れ、継続的なサポートを行っていくとされる。
まずは11月からタンペレ市とピルカンマー病院群にサービス提供を開始し、2011年2月から提供範囲を他の自治体に広げる予定。
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