雑誌『+DESIGNING』、雑誌『Web Designing』、『マイコミジャーナル』の3媒体が、様々なジャンルのクリエイターたちを100人連続で紹介していく新企画。第83回は、フォトグラファー・小泉賢一郎が登場。
小泉賢一郎プロフィール
1978年福井県生まれ。早稲田大学で経済学を学んだ後、フォトグラファーを志す。丸谷嘉長氏・栗山秀作氏を師事した後、独立。フリーランスの時期を経て、現在写真事務所alex(アレキ)で活動中。仕事では、タレント・モデルなど人物を中心に撮影。プライベートでは、東京の早朝の空と美しい造形の建物を撮影。
Q&A
--この仕事に就こうと思った年齢ときっかけは?
小泉賢一郎(以下、小泉)「22歳。植田正治氏の写真を見て」
--これまでで一番思い入れのある仕事は?その理由や思い出を教えてください。
小泉「全ての仕事において。自分の魂を切り売りするつもりで仕事に臨んでいるので、順位はつけられません。フォトグラファーはどなたもそうでしょうが、常に死ぬ気で撮影に臨んでいます」
--この仕事を辞めようと思ったことはありますか?また、そのきっかけは何ですか?
小泉「ありません。今まで中途半端に生きて来たので、途中で投げ出すのはもう十分だと思っています。途中で投げ出す人生に飽きて来たので、もう投げ出したくありません」
--これから取り組んでみたいこと、関わってみたい仕事は何ですか?
小泉「損得無しでがんばっている人と仕事がしたいです。途上国の為に奮闘している人や、障害者の為に骨身を削っている人のために、写真を撮りたいです」
--愛用している、思い入れのある道具や本、ものを教えてください。
小泉「特にはないです。モノに執着がありません。それゆえ、人の気持ちと絆は大切にしようと心がけています」
--尊敬している人を教えてください。
小泉「植田正治。写真の本当のカッコ良さを教えてもらいました」
--アイデアを練る場所、時間などを教えてください。
小泉「決まった場所などは、ありませんが……。常に撮影について考えています」
--1カ月で仕事をしない日は何日ありますか?
小泉「10日ほど」
--理想的なオフの過ごし方は?
小泉「床ズレするまで寝てみたいです」
--趣味やコレクションなど、いま、個人的にハマっていることを教えてください。
小泉「特にありません。無趣味なので、趣味くらい一生楽しめる事を理由に、仕事を選びました」
--お酒を飲みますか?週何日、どのくらいの量を飲みますか?
小泉「お酒は好きです。自分からは誘えないですが、誘われたら必ず飛んで行きます。長時間は飲めないので、短時間で気持ち悪くなるまで飲みます」
--同業でよく飲みにいく、食事をする人は誰ですか?
小泉「誘ってくれる人のもとには、飛んで行きます。ぜひ、誘ってください」
作品紹介
左:『Milk 雑誌広告/Cl:wafflish waffle/Ph:小泉賢一郎 |