日本ユニシスは11月12日、クラウドコンピューティングに最適化した郊外型のデータセンター「クラウドコンピューティング・データセンター」を福井県小浜市に構築すると発表した。同センターの稼働は2012年1月に予定されている。

同センターは、同社のICTホスティングサービスの次世代クラウドコンピューティング・データセンター拠点として位置づけられる。

関電エネルギーソリューションが、ユーティリティサービスとして、受変電設備や空調設備などの建設、施設の維持運営管理を行う。

同センターを安定稼働させるため、小浜市近傍に原子力発電所を多数有する関西電力の変電所を経由し信頼性の高い安定した電力の供給を受ける。低PUEの本データセンターで電力を高効率に使用し、太陽光発電を導入することなどにより、CO2排出を低減した形で運用を行う。

敷地面積は約2万平方メートル、サーバ棟は延床約1,700平方メートルの平屋建て(1棟)で最大5棟まで増築可能となっている。

日本ユニシス 小浜データセンターの完成予想図