IDC Japanは11月11日、2010年上半期の国内サーバの市場規模、2010年~2014年の国内サーバ市場予測を発表した。これによると、2010年上半期の国内サーバ市場規模は前年同期比マイナス10.5%の2,239億円、2009年~2014年までの年間平均成長率は5年間でマイナス3.5%と予測されている。
2010年通年の国内サーバ市場は、前年比マイナス7.5%、市場規模は4,446億円と予測している。製品分野別では、x86サーバとIA64サーバの出荷金額はプラス成長となる見込みだという。
サーバー リサーチマネージャーの林一彦氏は「2010年は景気後退の影響が残り、市場全体としてはマイナス成長となるが、サーバへの投資は戻ってきており、x86サーバとIA64サーバはプラス成長に転じ、回復基調に入ると見ている」と述べている。
2014年の国内サーバ市場規模は4,019億円、2013年は1ケタながらプラス成長になると、同社では見ている。