グーグルは11月10日、日本の地図のデザインを大幅にリニューアルしたと発表した。これにより、文字、アイコン、色、線のスタイルなどにおいて変更が行われた。
住所を示す際、道路の名前を使う欧米に対し、日本は町域や丁目、番地といった単位に分けて階層的に整理されていることから、新デザインでは日本の住所単位表記に用いるフォントを変更し、駅名や施設名などと区別しやすいようになった。
日本では道路に名前がないことから、建物などのランドマークが地図を読む時に重要であることから、新デザインでは交差点名や店舗などに使われるフォントやアイコンも見つけやすいように変更された。
東京の地下鉄など複雑な交通機関を考慮し、地下鉄の駅の形状や出口の位置などもわかりやすくなるようにデザインが調整された。