Appleと電通は、AppleのiAdモバイル広告ネットワークを2011年の早い時期に日本にて展開するためのパートナーシップを締結したと発表。電通はiAdの日本における広告販売と制作を、AppleはiPhoneとiPod touchユーザーに向けた配信業務を行う。

iAdは2010年7月にアメリカにて、多くのiPhone、iPod touchユーザーに到達できる広告手法として登場。iOS4に組み込まれており、アプリケーションを利用している状態で広告を体験することができ、ビデオを見たりゲームをしながら広告内の商品購入、アプリケーションのダウンロード、iTunesのコンテンツ購入が可能で、アプリ開発者にとって新たな収入源を提供している。

このたび、2011年に日本で展開されるiAdについてAppleと電通がパートナーシップを締結したことを発表。電通はiAdの日本における広告販売と制作を担当し、AppleはiPhoneとiPod touchユーザーに向けた配信業務を行うとのこと。

なお、電通の子会社である、サイバー・コミュニケーションズ(cci)が、広告制作進行とメディアプランニングを含む、日本におけるiAdのワンストップサービスを提供する。