富士通は11月8日、クラウド型BIサービス「SAP BusinessObjects BI OnDemand」をエスクリに提供することを発表。同日より運用を開始した。
富士通がエスクリに納入したSAP BusinessObjects BI OnDemandは、富士通がSAPと共同で日本語版を開発したもので(2010年5月から提供開始)、セールスフォース・ドットコムのCRMとも連携する。
富士通は今回、同社中国拠点でのオフショア開発を利用しながら、エスクリと共同で経営情報の多次元分析を可能にするシステムを開発。1ヵ月半という短い開発期間での導入を実現したという。
エスクリは同システムによって経営状況を可視化し、戦略策定などを行う。