キヤノンマーケティングジャパンは、キヤノン製カラーレーザープリンタ5機種がスウェーデンのアノト社が提供するデジタルペンソリューションに対応し、アノト社の認定を取得したと発表した。

認定を取得したのは、「Satera LBP9600C/LBP9500C/LBP5910F/ LBP5910/LBP7700C」の5機種。キヤノンマーケティングジャパンによれば、アノト認定を取得したのは、非PostScript機としては世界初だという。

「Satera LBP9600C」

アノトのデジタルペンソリューションでは、「アノトパターン」という微細なドットパターンを印刷した用紙に、赤外線カメラを搭載した「デジタルペン」で文字やイラストを記入することで、その記述内容がそのままデジタル化されて保存される。法人向け市場ではアノト方式が主流になっているという。

デジタルペンのイメージ(画像提供:アノト社)

今後同社では、金融機関や製造・流通業、医療機関などの既存顧客や新規ユーザーに対し、デジタルペンソリューションによるオフィス業務の変革を提案していくという。