日本HPは、VMware View/Citrix XenDesktopに対応したHP独自の簡易設定ウィザードを搭載し、HP独自のOSを採用するシンクライアント端末「HP t5745 Thin Client(以下、t5745)」を発表した。11日から販売が開始され、価格は37,800円。
t5745は、Linuxベースの独自OS「HP ThinPro」を搭載している。また、ネットワーク内の全てのHPシンクライアントをリモート管理できる「HP Device Manager」、FTPサーバを更新するだけで各端末の設定やソフトウェアの更新を自動的に行うことができる「HP ezUpdate」、USBメモリを利用して各端末に設定情報やイメージを配布できる「HP ThinState」などのツールを搭載している。
CPUはIntel Atom N280(1.66GHz)、フラッシュメモリは1GB、メモリは1GB(うちグラフィックス用で64MB使用)。インタフェースはシリアル、USB 2.0×8、PS/2×2、D-Sub、DisplayPort、10/100/1000BASE-T対応有線LAN、ラインイン、ラインアウト、内蔵スピーカー。外形寸法は44×222×266.7mm(スタンドあり)、重量は約1.58kg(スタンドあり)。