グーグルは11月4日、 日本語入力の開発版をアップデートしたと発表した。Windows版、Mac版、オープンソース版における共通の変更点は、「一部の人名などの複合語で適切な候補が出ていなかった問題の修正」、「麻雀用語の拡充」、「ローマ字テーブルに登録可能な文字数の上限の増加」、「複合語の読みにおける誤りの修正」、「中華料理の用語の拡充」。

Windows版の変更点は、「入力中の文字列表示や、ジェスト・候補ウィンドウ表示に関する問題の修正」、「入力中にローマ字キー (JIS キーボードでは Alt + 「ひらがな」) を押すことで、ローマ字入力とかな入力を切り替える機能の追加」。

Mac版の変更点は、「\キーで入力する文字をバックスラッシュに指定している際、シフトキーを押しながら\キーを押した場合もバックスラッシュ文字が入力されてしまう問題の修正」、「多段計算機能の追加」。

オープンソース版の変更点は、「Emacs版クライアントの端末における利用サポート」、「IBus版クライアントがIMEオン・オフのショートカットキーを無視することがある問題の修正」。

WindowsおよびMacの開発版を利用している場合は自動的に更新される。