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有用なページを見つけた場合にブックマークしたりソーシャルブックマークやソーシャルネットワークでマークをつけておくというのはよくやる作業だが、中にはページごと保存したり、ページをPDFに変換して保存するユーザもいるだろう。対象のページがいつまでもそのURLに表示されているとは限らないし、明日にはもうなくなっている可能性もある。また、オフラインでチェックできるようにPDFに変換してノートPCやiPadに入れておくというのは悪くない発想だ。
こうした場合に利用できるChromeエクステンションがEasily Convert A Web Page to PDF in Google Chrome - Make Tech Easierで紹介されている。Save As PDF、PDFmyURL、Web2PDFConverterの3つのエクステンションが紹介されているが、特に変換速度の速さ、変換品質の高さ、変換中にUIを阻害しない使いやすさ、変換後のPDFの扱いやすさやサイズの小ささなどから、特にSave As PDFが優れていると紹介されている。
PDF変換サービスやエクステンションはいくつもあるが、この手のツールは日本語を正しく変換できなかったり、文字化けして使い物にならないものも多い。試した限りでは、Web2PDFConverterは文字化けして正しく記事を変換できなかった。Save As PDFとPDFmyURLは変換は実施できるが、フォントはそれほど綺麗とはいえない。変換後の句読点の位置も日本語の規則には則っていない。さらにPDFmyURLは特定条件内の日本語が文字化けする。PDFmyURLは変換後のPDFに余白が多いなど、Easily Convert A Web Page to PDF in Google Chromeで紹介されているとおり、Save As PDFがPDF変換に利用するエクステンションとしてはもっとも活用できそうだといえる。
Save As PDFではPDFへの変換にConvert HTML to PDFのサービスを使っている。このため、Save As PDFの変換設定を変更するには、Convert HTML to PDFのアカウントを作成してChromeでログインしておく必要がある。変換後のPDFは綺麗とは言いがたいが、とりあえずデータをPDFとして保存しておくという目的であればSave As PDFは便利に活用できるエクステンションといえる。