雑誌『+DESIGNING』、雑誌『Web Designing』、『マイコミジャーナル』の3媒体が、様々なジャンルのクリエイターたちを100人連続で紹介していく新企画。第79回は、イラストレーター・鈴木海太が登場。

鈴木海太プロフィール

イラストレーター。1998年東京工芸大学芸術学部デザイン学科卒、1999年セツモードセミナー終了後アジア各国を旅行。2002年インドの印刷所にてオフセット、シルクスクリーン印刷でアーティストブック"SUPER.KAITA SUZUKI"を制作。2010年5月旅先で描いたものを旅先で印刷製本するというコンセプトの基、ブックレーベルNANDI BOOKを設立し2冊の本を南インドにて印刷出版、絶賛販売中。詳細はこちら。また、作品サイトはこちら。  

Q&A

――この仕事に就こうと思った年齢ときっかけは?

鈴木海太(以下、鈴木)「両親が美術関係の仕事をしているため為、小さい頃から絵を描く環境で育ちました」

――これまでで一番思い入れのある仕事は?その理由や思い出を教えてください。

鈴木「8年前、南インドに1カ月滞在して本を印刷製本した経験は、どこでも、やろうと思えば何でも出来るという自信につながったと思います。最近では、旅行雑誌『4travel』の仕事で、ベトナムを自転車で旅し、写真を撮って、イラストと文章を書きました。今までの旅経験も生かされた刺激的な仕事でした」

――この仕事を辞めようと思ったことはありますか?また、そのきっかけは何ですか?

鈴木「息詰る事はありますが、辞めようと思った事はありません」

――これから取り組んでみたいこと、関わってみたい仕事は何ですか?

鈴木「旅関係の仕事をもっと広げていきたいです。NANDI BOOKから新しい本も印刷出版していく予定です。他、広告。絵本等」

――愛用している、思い入れのある道具や本、ものを教えてください。

鈴木氏愛用の三菱の水性ダーマト"rainbow"

鈴木「三菱の水性ダーマト"rainbow"。外で描く時に重宝してます」

――尊敬している人を教えてください。

鈴木「一緒に仕事をした方等、尊敬できる人は多いです」

――アイデアを練る場所、時間などを教えてください。

鈴木「自転車に乗っている時や、シャワーを浴びている時」

――1カ月で仕事をしない日は何日ありますか?

鈴木「その時によります」

――理想的なオフの過ごし方は?

鈴木「家族や仲間達と近くの公園で昼ビール。山登り」

――趣味やコレクションなど、いま、個人的にハマっていることを教えてください。

鈴木「友人が焙煎してくれた豆でゆっくり時間をかけて入れたコーヒー。TVの無い生活」

――お酒を飲みますか?週何日、どのくらいの量を飲みますか?

鈴木「週の半分位。飲むときはとことん。。」

――同業でよく飲みにいく、食事をする人は誰ですか?

鈴木「同業者より旅仲間が多いです。誘って下さい」

作品紹介

左:coyote No44 NANDI BOOKの製作過程を掲載
CL:スイッチ・パブリッシング
中央:4travel Vol.5 ベトナム自転車ひとり旅 扉ページ
CL:角川メディアハウス
右:ミュージックマガジン2009年1月号~中表紙連載 音のある生活"インド・バラナシ"2010年4月号
CL:ミュージックマガジン