富士通とネットアップは10月26日、グローバルアライアンス契約を締結したことを発表。今後両社は協業関係を強化し、ストレージ製品の相互供給を実施する。

両社はすでに10年の協業関係があり、富士通はこれまでにもNetApp製品のシステム販売を行ってきた。

今回のグローバルアライアンス契約により、今後は富士通側もNetAppにストレージ製品を供給。「SANストレージ製品に強い富士通」と「SANとNASの両方式を使えるユニファイド・ストレージソリューションを提供するNetApp」という双方の強みを生かして製品を補完し、海外において製品のポートフォリオを共有する。

これに伴いNetAppは欧州22ヵ国において富士通の「ETERNUS CS800」の販売を開始。富士通は国内外においてNetApp製品の保守・サポートサービスを展開することになる。