富士通は、同社のスイッチ「SR-Sシリーズ」に、低消費電力を実現したギガビット対応レイヤー2スイッチで16ポートの「SR-S316TL1」と8ポートの「SR-S308TL1」を新たに追加し、販売を開始した。価格は、SR-S316TL1が106,000円(税別)、SR-S308TL1が60,000円(税別)で、11月4日より出荷が開始される。
省エネ法が定める省エネ性能が優れているスイッチの基準値と比べて、エネルギー消費効率64%減という省電力化を実現しており、装置内に内蔵したセンサーによって消費電力を監視することができ、測定した消費電力はSNMPによって確認することができる。そのほか、未使用ポートについては、消費電力を自動的に抑止する設計になっている。
全ポートが1ギガビットに対応しており、光インタフェースに対応したSFPポートを、SR-S316TL1では2ポート、SR-S308TL1では1ポート標準搭載している。
スイッチ容量はSR-S316TL1が36Gbps、SR-S308TL1が18Gbps。最大パケット転送能力はSR-S316TL1が2,670万pps、SR-S308TL1が1,330万pps、MACアドレス登録数はいずれも8,000。外形寸法/重量は、SR-S316TL1がW330×230×43.5mm/3.0kg、SR-S308TL1がW266×162×43.5mm/1.8kg。