シー・エス・イーとウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは10月21日、両社の連携を強化し、共同でリモートアクセスソリューションを販売していくと発表した。

両社はすでに2009年から認証ソリューション「SECUREMATRIX」とSSL VPNアプライアンス「WatchGuard SSL 100」「WatchGuard SSL 560」の連携に関する発表を行っていたが、今後はこのSSL VPNアプライアンス2機種に「SECUREMATRIX」との連携機能が標準搭載される。

これまで、「SECUREMATRIX」との連携機能を導入するには2台のサーバが必要だったが、「WatchGuard SSL 100」「WatchGuard SSL 560」側に連携機能が標準搭載されることで、サーバ台数を1台に削減でき、導入・管理コストを削減することが可能だという。

両社は今後、双方の販売チャネルを使って営業活動を展開し、年間で500ユーザーの獲得を目指すという。

「SECUREMATRIX」による認証機能の利用イメージ

「SECUREMATRIX」との連携機能が標準搭載されることとなった「WatchGuard SSL 100」(上)と「WatchGuard SSL 560」