日本電気(NEC)は10月21日、無停止型サーバ「Express5800/ftサーバ」の新モデルを発表した。Microsoft Hyper-V 2.0に対応したほか、CPUやディスク容量が強化されている。

Express5800/R320b-M4(Windows Server 2008 R2モデル)

Express5800/ftサーバは、CPU、メモリなど主要なハードウェアをすべて二重化し、ハードウェア障害によるシステム停止のリスクを低減した高可用性サーバ。これまで提供されていたのは、VMware製仮想化基盤「VMware vSphere 4」の対応モデルのみで、Microsoft製仮想化基盤Hyper-V 2.0には対応していなかった。

今回発表されたのは、ミッドレンジモデルの「Express5800/R320b-M4(Windows Server 2008 R2モデル)」と、エントリモデルの「Express5800/R320b-E4(Windows Server 2008 R2モデル)」の2製品。それぞれの価格と主なスペックは以下のとおり。

製品名 希望小売価格(税抜) 主なスペック
Express5800/R320b-M4(Windows Server 2008 R2モデル) 226万円~ インテル Xeon プロセッサーX5670、メモリレス(最大96GB)、ディスクレス(最大4.8TB)、Hyper-V対応
Express5800/R320b-E4(Windows Server 2008 R2モデル) 148万円~ インテル Xeon プロセッサーE5504、メモリレス(最大48GB)、ディスクレス(最大4.8TB)、Hyper-V対応

いずれも10月22日より出荷が開始される。