プリント基板ネット通販サイト「P板.com」を運営するインフローは10月20日、同社主催(運営は電子工作コンテスト2010実行委員会)により、年に一度自作した電子工作作品をインターネット上に一般公開し、才能あるクリエイターの発掘や電子工作の文化を広めていくことを目的とした、電子工作の祭典「電子工作コンテスト2010」を開催、即日応募受付を開始したことを発表した。
前年の開催に続き、第2回目の開催となる今年のテーマは「電子工作って楽しい!」となっており、自作した電子工作品であればジャンルは不問となっている(雑誌の付録やArduinoなどを活用しても問題ない)。また、参加資格も個人、グループ、法人問わずとなっている。
応募期間は10月20日より11月23日の23時59分までで、エントリー方法は、作品の紹介動画をYoutubeまたはニコニコ動画上に公開した後、応募フォームにて投稿する形となっている。
審査基準は技術面では、技術活用力、製作スキル、技術的完成度などを、デザイン面では芸術性やデザインスキル、デザイン的完成度などを、そしてアイデアとしての独創性や新規性、発展性などが評価の対象となる。なお審査員は、弊誌にもPICの連載を行っていただいている後閑哲也氏、IAMAS准教授でGairerおよびFunnel開発チームの中心メンバーとして知られる小林茂氏、アート・ユニット"明和電機"の土佐信道氏となっている。
大賞には賞金10万円が贈られるが、大賞のほかにも審査員特別賞(賞金1万円)や、学生賞(同1万円)、新人賞(同1万円)、スポンサー賞やメディア企業賞、特別賞など約30程の賞が用意されている。
なお、コンテスト大賞の審査発表および授賞式は12月5日(日)に東京お台場で開催される電子工作祭り2010にて行われる予定。