デジタルハリウッドは20日、ショートショートフィルムフェスティバル(SSFF)と、業務提携することを発表した。

俳優の別所哲也(左)と同校学長の杉山知之氏

本提携はショートショートフィルムフェスティバルと共にアジア市場へ向けた業務拡大を目的としたもの。今後、「世界基準のCGクリエイターの養成と輩出」の実現と、「マネタイズできる世界のCG作品に関するプラットフォームの構築」を目指していくという。

記者発表会に登場したデジタルハリウッド学長の杉山知之氏は、今回の提携に関して、「多くのCGコンテストはグランプリを獲得しても、あまりその先に繋がりません。ですが、SSFFには、バイヤーが観に来ており、世界に繋がるラインがあるので、是非CGクリエイターが参加できる区分を作っていただけないかなという想いがありました。今回、提携したことにより、SSFFの力も借りながら、ここから新たな才能が世界に羽ばたける環境を作っていきたいと考えています」とコメントした。

なお、業務提携第一弾企画として2011年の「ショートショートフィルムフェスティバル」内にてCGコンテストを開催することが決定している。