ニフティは10月20日、パブリック型クラウドコンピューティングサービス「ニフティクラウド」において、8月にクローズド β版として公開していた同サービスのAPIを正式版として公開した。これにより、アプレッソ、イーツー、CSKから同サービスで利用可能な外部プログラムが提供される。
同APIを用いることで、「サーバの新規作成、起動、停止、再起動、削除、情報取得」、「ディスクの新規作成、増設ディスクへの接続」、「SSH新規作成、SSHキー情報取得」、「OSイメージ情報の取得」を、外部から操作することができる。
今回、正式版のリリースにあたり、アプレッソ、イーツー、CSKの3社からサービスが提供される。アプレッソは、来年11月に同社のデータ連携ソフト「DataSpider Servista」のパブリッククラウド連携機能強化としてニフティクラウドとの連携アダプターを提供する予定だ。イーツーは、iPhone、iPodTouch用アプリとして、ニフティクラウド向け 管理ツール「NIFTY Cloud Manager」「NIFTY Cloud Manager Lite」を App Storeで提供を開始した。CSKは11月より、ニフティクラウドに対応したハイブリッドクラウド制御ソフト「PrimeCloud Controller」の新バージョンを提供する予定。