佐川急便は、セールスドライバーが集配業務で使用している現行端末を刷新し、21日より新型携帯端末としてバーコードスキャナ付きスマートフォンを全国で24,000台導入すると発表した。

セールスドライバーがスマートフォンを利用する様子

導入するスマートフォンでは、「簡易メール機能」(2011年より開始予定)を搭載し、同社の送り状発行システムやWebサービスの画面から、集荷時間や配達時間などの問い合わせ内容を入力し送信すると、サーバを経由して担当ドライバーの端末にメールが配信される。ドライバーはメール受信後、定型文から返答内容を選択し、ユーザーに返信することができるという。また、新型携帯端末を導入することにより、ドライバーの携帯端末台数を半減(4台から2台)できるという。

スマートフォンは、最大7.2MbpsのFOMAハイスピートに対応し、バーコードリーダー、約200万画素のWebカメラ、赤外線通信、Bluetoothを搭載するほか、IPX5/IPX7の防水性能を備える。