三菱化学は、同社四日市事業所におけるリチウムイオン電池用電解液の製造能力増強を決定したことを発表した。

同社は現在、四日市事業所に年産8500トンの電解液製造設備を保有しているが、今回、需要の拡大に対応するため、同事業所の製造能力を年産5000トン増強し、合計1万3500トン(年産)とする計画としている。

増業後の営業運転の開始は2012年2月を予定、投資金額は約10億円が予定されている。