デルは、AMD Opteron 4100プロセッサの搭載で高いコストパフォーマンスを実現したラックマウントサーバ、「Dell PowerEdge R415」と「Dell PowerEdge R515」を発表した。参考価格(スタンダード・パッケージ)は、2ソケット1Uの「Dell PowerEdge R415」が119,700円(配送料別)、2ソケット2Uの「Dell PowerEdge R515」が220,500円(配送料別)。

「Dell PowerEdge R415」と「Dell PowerEdge R515」は、ホットスワップ対応HDDや冗長電源といった可用性オプションをサポート。システム管理を容易にするインタラクティブLCD画面や高度な管理機能など、エンタープライズクラスの機能も利用できる。

「Dell PowerEdge R415」

2ソケット1Uの「Dell PowerEdge R415」は、ファイル/印刷、メール、Webサービス、ITインフラ、小規模な仮想化など、一般的な業務アップリケーションに最適化。性能と価格のバランスを重視した導入に最適としている。

主な仕様は、CPUがAMD Opteron 4122(2.2GHz)、チップセットがAMD SR5670/SP5100、メモリがDDR3-1333 1GB(最大64GB)、ストレージが160GB SATA HDD(最大8TB)。

対応OS(オプション)は、Windows Small Business Server 2008、Windows Server 2008 SP2/2008 R2、Windows HPC Server 2008、Novell SUSE Linux Enterprise Server、Red Hat Enterprise Linux、Citrix XenServe、VMware vSphereTMなど。

「Dell PowerEdge R515」

2ソケット2Uの「Dell PowerEdge R515」は、データベース、メール、仮想化、作業負荷の統合、大量のローカルストレージを必要とする用途に対応。ITインフラの統合、可用性の向上、仮想化による統合促進といったニーズに最適という。

主な仕様と対応OSは「Dell PowerEdge R415」と共通だが、内蔵ストレージの最大容量が16TB~25TBとなる。