グーグルが主催する小中高生を対象にしたロゴデザインコンテスト「Doodle 4 Google」は、10月15日からオンラインによる一般投票を開始している。今年のテーマは国際生物多様性年にちなんだ「地球のなかまたち」、生き物や地球への思いをこめた個性豊かな作品40点から、4部門のグランプリ作品が各1点ずつ、オンライン投票で選ばれる。グランプリ作品は11月の選考会で発表され、Googleのホームページに1日掲載される。
今年は全国の小中高生から全9万点もの作品があつまり、これを各地区ごと(全国5地区)および各部門ごと(小学校低学年、小学校高学年、中学生、高校生)から2点、合計40点が1次審査通過作品として選出された。選出は特別審査員とグーグル社員によって行われた。特別審査員のメンバーは以下の通り。
- 中村政人氏 (東京芸術大学 絵画科 准教授)
- 日比野克彦 (東京芸術大学 美術学部 先端芸術表現科 教授)
- 藤浩志氏 (藤浩志企画制作室代表、美術家)
- 信藤三雄 (アートディレクター、フォトグラファー、書道家、映像ディレクター)
1次審査を通過した40作品はDoodle 4 Googleの投票ページから見ることができ、誰でも投票が可能。1部門につき1作品ずつ、合計4作品まで投票できる。なお期間中は投票を変更可能で、同じ部門で複数作品に投票した場合は、最終投票が有効となる。
また、東京・六本木ヒルズ 52F 東京シティービュー展望台には現在、1次審査通過作品が展示されており、ここで実際に作品を見て投票することもできる。作品展示期間は10月16日から11月14日まで。
グーグルではDoodle 4 Googleの意義について、「Doodleの制作が、子どもたちが身近な生物について考えたり、見つめ直すきっかけとなり、その想いをインターネットで世界に向けて発信する機会を提供したい」としている。