はてなは10月5日、小中学生向けのSNS「はてなランド」の提供を開始した。当初は招待制のサービスとなる。

「はてなランド」が対象としているプラットフォームはPCのWebブラウザやニンテンドーDSiのブラウザ。

「ハッピィ」と呼ばれる自分の分身のキャラクターを作成し、「ともだち」とおしゃべりを楽しむことが同サービスの主な目的。メッセージの投稿者が集まる「ひろば」では、興味があるテーマについて「ともだち」とおしゃべりしたり、アイテムを入手して自分だけのキャラクターを作ったりすることも可能。

小中学生が対象ということで、犯罪防止策についても気になるところだが、この点について同社は、「従来から開発・運用している『うごメモはてな』と同様に、安心してご利用いただけるサービスになるよう、対策を鋭意進める」としている。具体的には「ユーザーによる通報や監視の仕組み」がそれに該当する。

また同社は、「家族とはつながれるけれど、見知らぬ大人とはつながれない仕組み」も計画しているとのことで、今後については「サービスの利用状況を見ながら適切に対応していく」としている。