TIOBE Programming Community index

TIOBE Softwareから2010年10月のTIOBE Programming Community Indexが公開された。TIOBE Programming Community Indexは複数の検索エンジンの検索結果から対象とするプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。2010年10月におけるインデックスは次のとおり。

プログラミング言語 インデックス 年間推移 備考
1 Java 18.166 0.48↓ 3ヶ月連続1位だが、長期に渡り下落傾向
2 C 17.177 0.33↑
3 C++ 9.802 0.08↓
4 PHP 8.323 2.03↓
5 (Visual)Basic 5.650 3.04↓
6 C# 4.963 0.55↑
7 Python 4.869 0.96↑
8 Objective-C 3.706 2.54↑ 8位へ浮上。力強い成長を継続
9 Perl 2.310 1.45↓ 9位へ転落

TIOBE Programming Community Index for October 2010より抜粋

2010年10月のTIOBE Programming Community Indexにおける主な注目点は次のとおり。

  • Objective-Cが力強い成長を継続

TIOBE Programming Community Indexの結果は数ヶ月単位では大きく前後する傾向があり、年単位で見ないと動向がつかめないところがある。しかしObjective-Cのインデックス値は2009年半ばからはっきりとわかるほど成長を続けており、高い関心を集めていることがわかる。Objective-Cの関心が高まっている背景には、iOSで使われている言語であり、iPhoneやiPad向けのアプリケーション開発で利用されているためだとみられる。

Objective-Cは2005年10月の段階では44位につけているが、2010年10月の調査では8位まで浮上している。このままいけば2010年にもっとも人気が伸びたプログラミング言語としてObjective-Cがランクインすることになるだろうと説明がある。